ことば音楽療法のレッスンで、子ども達はいろんな姿を見せてくれます。
教材をじっくり見てくれるお友達。
室内の他のところに興味がいって離席をするお友達。
レッスンの途中で、ランニングを始めるお友達。
でも、私達の歌は聞いてくれています。
開所の時から通って下さっている利用者サマが、昨日初めて
オノマトペのレッスンの時に、動物の名称と、擬音語を言ってくれました。
お母様も、私達も感動です!
しかも、その後の「果物マラカス」のレッスンでも、
初めて果物の名称を言ってくれました!
レッスン終了後、お母様と
「すごかったですね!はっきり名称を言ってくれましたね!」
「今日が(ことばが出る)その日だったんですね!」
喜びを言い合いました。
子ども達は、私達の歌を聞いてくれています。
ことばとしてまだ表出していないのは、ことばを蓄えているからです。
蓄えたことばは、ある日、水鉄砲の様に飛び出します。
それが昨日見られたので、感動でした。
すぐに成果は見られないかもしれません。
でも、日々の積み重ねが大切です。
繰り返し繰り返し行う事で、蓄えていたことばと、表出する方法が一致する。
そのお手伝いをするのが、こと音で行っている
「ことば音楽療法」です。
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